中目黒でレコードを聴きながらコーヒーを楽しむ。epulor

中目黒ってのは、カフェだらけです。カフェを探しているのでそう感じるのかもしれないですが、数は渋谷以上かもしれません。

渋谷から近いということもあり渋谷のカルチャーをもろに受けた街であるとも言えます。

中目黒から東急東横線で2駅の渋谷がパルコや109、東急百貨店や西武百貨店などの大商業地であり、反対に横浜方面に2駅行けばどちらかというと住宅地的な側面の強い学芸大学。

大商業地の渋谷と住宅街の学芸大学、両駅の間に住宅街と商業地、それぞれを側面を持つ中目黒。確かに、中目黒は高級住宅街があり、目黒川沿いは商業地でもある。「住む」、そして「楽しむ」。両面それぞれ備えているのが、この街の特徴でしょう。

目黒川沿いには人気のカフェが多数あります。渋谷がホームのSTREAMER COFFEE COMPANY(ストリーマーコーヒーカンパニー)や祐天寺にある古民家風カフェの雰囲気をそのまま持ってきたSIDEWALK STAND(サイドウォークスタンド)やSIDEWALK STAND BAISEN&BAGEL、jaho coffee(ヤホコーヒー)。

渋谷のような大きな資本があるのではなく、小規模なお店が多いのも特徴。

epulor(エプロア)は小さいながらも異彩なカフェと言えます。

レコード

epulorは、東急東横線、東京メトロ日比谷線中目黒駅から歩いて5分、目黒川沿いから代官山の方に向かうと見える静かな住宅街の中にあります。ガラス張りの外観ゆえに、一見カフェなのかなんなのかわからないですが、大きめのコーヒーメーカーが店の外からでも見えるのでカフェだとわかります。

中目黒の高架下にはartless craft tea & coffee(アートレスクラフトアンドコーヒー)、そして奥沢からやってきたonibus coffee(オニバスコーヒー)など。

ざっと上記のとおり記載するだけでも、この街にはカフェのエコシステムが出来上がっていることがわかるのです。

さらに、中目黒がすごいと思うのが、似たようなカフェが存在しないことです。それぞれのカフェに実際に行ってみるとわかるのですが、コンセプトがまるで違う。北欧風、古民家風、アメリカのガレージ風など、カフェのオーナーの意向が反映された店内は他との差別化がしっかりとしている。

そして、エプロアも同じように中目黒で唯一無二の魅力を放っています。

店内に入ってみよう

店内に入ると、やや大きめの音量で響き渡るBGMが体を包むかのようにして向かえてくれます。懐かしい昭和歌謡と洋楽、ロック、ジャズ、クラシックなど多種多彩。

あまり音楽には詳しく無いのですが、スピーカーはTannoy、LUXMAN、上杉研究所という真空管アンプを使用しているそうです。店内に入ってすぐわかる重低音はおそらく高級機材を使用しているんだろうと感じました。

店内はカウンターが中心。カウンターの内部にはコーヒー豆やおしゃれな食器。

まるでホテルのバーカウンターのような格式のある印象を受けます。そして、レコードプレーヤーもあるんです。しかも、レコードがぐるぐると回っていて、これが鳴り響いているんだとすぐに気づきます。

カウンターの壁には、大量のレコード。バリスタの方がレコード好きのようです。

コーヒー

コーヒーは3種類の中から選べます。浅煎り、深煎り、そしてその中間。バリスタの方がそれぞれの豆の匂いを嗅がせてくれるので、気に入った匂いで選択ができます。今回は浅煎りを選択。

コーヒー豆をその場で砕いてくれて抽出。ハンドドリップ。コーヒーとチョコレートを提供してくれます。

レコードとコーヒー

この街でレコードを聴きながら、コーヒーを飲む。しかもホテルのような高級感のある店内で。これは貴重なもので、レコードとコーヒーのお店は中目黒ではなかなか無い(当社調べ)。

そして、コーヒーのドリッパーやレコードだけでなく壁面に飾られたアート作品。やはりここは高級なホテルのラウンジ、もしくはバーをイメージすればいいんですね。

奥には竹でできた壁面。和も取り入れたことで格式の中に、ある種の柔らかさ。

カウンターの中を覗き込めばわかるのですが、コーヒだけでなくワインも冷蔵しているんですね。夜になると、ここはカフェからバーに変わるのだそうでメニューも雰囲気も客層も変わりそうです。

また終日完全禁煙なので、安心してコーヒーを楽しむことができます。

春になったら、目黒川には桜が咲きます。その季節になると、多くの人が川沿いを歩くのです。そんな時に少しばかりの喧騒を離れて、このカフェに行くと一息つけるかもしれません。

関連記事一覧