Apple WatchとG-SHOCKはライバル関係なので比較した結果

時計というのは価格やデザイン、機能が数多くあり、そこから自分の気にいる1本を選ぶのは容易ではない。どのような観点から選ぶべきだろうか。

2015年に発売されたApple Watch。iPhoneやiPad、MacBook Proなどの技術をiPhoneの一回りもふた回りも小さい時計に詰め込んだデジタル機器である。2019年現在、第5世代まで販売されている。

Apple Watchのレビュー的記事はこちら。

対するは、日本の時計メーカーを代表する、いや計算機として有名なCASIOが発売するG-SHOCK。G-SHOCKと言えば、像が踏んでも壊れない衝撃への耐用性とどんなに水に浸しても壊れない防水性が日本のみならず世界で評価を受けている。

両者は時計という共通項以外ないように思えるが、掘り下げてみると実は様々な点で競合性があるように感じられるので、比較してみた。

Apple WatchとG-SHOCK比較早見表

Apple WatchとG-SHOCKを価格や性能などまずは様々な角度から抽出する。

Apple WatchG-SHOCK
価格(税別)42,800円〜
(Series 5)
149,800円〜
(HERMESモデル)
安いと1万円以下、高いと10万円を超える。
デザイン男性、女性問わない中性的なデザイン男性的。スポーツで言うとラグビーのようなごつい感じ。女性がつけたらボーイッシュ。
上記価格の幅の広さのように様々なデザイン、コンセプトが存在する。
時計以外の機能歩数計、血圧測定、トランシーバー、メール確認、ライニングの時間と距離測定など。皆無。
耐衝撃なし。壁に裏拳かましたら間違いなくガラスのディスプレイがガシャン。像が踏んでも壊れない。人間界で壊せる者はいないだろう。吉田沙保里でも不可能かと思われる。
防水性耐水はあるが、防水はない。勢いで海に飛び込む前に、一呼吸置いて時計を外さないと航海は楽しいが、後々後悔する。とにかく強い。
ターゲット層カジュアル層やビジネス層など多様。激しく動き回る層。ストリートなファッションを好む層。

価格、デザイン、ターゲット層などの観点からまとめた表が上記である。この表を踏まえると、あまり時計以外共通項がなさそうだ。とりあえずはいい、このまま進めよう。

ビジネスに向いているかを考える
Apple Watch

スーツを着ているときに身につけたい時計というのは、海外ブランドでいえば代表格がロレックス。他にもブライトリングやタグホイヤーなど。国内メーカーで言えば、シチズン、セイコーなど。これらの時計の特徴はバンド部分がメタルであることだ(一部は革もあり)。この時計の特徴を踏まえると、スーツに似合うのが「バンド部分がメタル」とすると、Apple WatchとG-SHOCKはバンドがシリコン製品中心なので、両者がビジネスに合うかと考えると…どうだろう。

確かに最近街ではApple Watchをスーツとともに身につけている人たちを見かける。私服やカジュアルな服装には合うと個人的には思う。

もともとApple Watchは丸っこいデザインが特徴なのであるが、その丸みはスーツに合わないように個人的には思えるが、徐々に世論が変わってきているとも思える。

G-SHOCKは様々なデザインがある。アナログの針時計もあれば、デジタル時計もある。そして外形も様々で丸い(6900シリーズ)、もしくは角ばったデザイン(5600シリーズ)、大きさも異なる。最も大きいサイズの6900シリーズはなかなかスーツに合わないように思う。角ばったデザインかつG-SHOCKの中では比較的小さな5600シリーズは、「スーツに合わないわけではない」という表現が適切であろう。

たくさんのコラボがあるG-SHOCK
G-SHOCKで東京をイメージしたモデル

G-SHOCKをApple Watchと比較した際の特徴は、耐衝撃性と耐水性だけではない。

様々な企業とコラボレーションしたモデルを発売していることだ。コラボは、NEIGHBORHOODなどのアパレル企業やJリーグの各クラブやバスケットボールのプロリーグであるBリーグ、ボクシングのトップブランドであるEVERLASTなどのスポーツ関係、法政大学、東京海洋大学、NPO法人など多種多様だ。そして、これらの企業コラボ商品は期間限定、本数限定販売であることが珍しくなく、希少価値からオークションサイトなどで高値で取引されている。デジタル製品であることを全面に押し出しており、型落ちが定期的に発生してしまうApple Watch、そして閉鎖的な企業ブランドを守ろうとしているAppleに比べ、デジタル時計といえども、単純に時間表示機能しかない時計であるが故に型落ちが基本的には存在しない時計であり、様々な企業や団体と多様なカラーを生み出せるのはG-SHOCKの強みである。

結局は、Apple WatchとG-SHOCKは競合関係にあるのかないのかわからないが、買うときに考えて欲しいのは以下の観点である。何を重視するかは人それぞれ。

  • どこまで機能を求めるか
  • 壊れてもいいか、否か
  • どのようなシチュエーションで身につけることを想定しているか
  • どれほど長く使う予定か(Apple Watchは型落ちしていくため、G-SHOCKは限定モデルであれば将来的に高額商品に化ける可能性あり)

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