中小企業診断士登録養成課程で身につく「傾聴力」

傾聴力とは

登録養成課程に通ってよかったってのは、プレゼンスキルネットワークだけではなく、「傾聴力のスキルアップ」という点で役に立ちました。そもそも傾聴力とは何かと言うと、字面そのままに「相手に耳を傾ける能力」です。それでは、相手に耳を傾けるとは何かと言うと、相手がものすごく言いたそうにしている、又は言いづらそうにしている時に本音を引き出す聞き方なわけです。

中小企業診断士の2次試験と養成課程どっちがいい?

中小企業診断士資格を取得するためには、まずは第1次試験に合格する必要があります。そしてその後が肝心なのですが、大体の人が受ける第...

中小企業診断士登録養成課程のネットワークやべぇ

中小企業診断士になるために通過しなければならない2次試験をすっ飛ばして、診断士資格を得られる方法。それが養成課程への進学なわけで...

このスキルは中小企業診断士、より幅広く言えばコンサルタントには必要不可欠と言えます。コンサルタントとして、経営に関する何らかの課題解決策の提案を行う際に、経営者を納得させるためのロジカルかつ感情を揺さぶるような提案力(プレゼンテーションの能力)は当然必要なわけですが、提案を行うためには提案のアイデアを取りまとめ、最善の解決策を作り上げる企画力も必要。さらに遡ると、提案のアイデアを生み出すためには現状を把握するための事実関係の抽出が必要なのです。そこで、企業の現状(強み、弱み、機会、脅威)、問題点、課題を社長や経営幹部から聞き出すための傾聴力というものが重要になるのです。なんだか下流から上流に向かった書き方をしたので、少々わかりづらかったかもしれませんが、傾聴力により社長や経営幹部、社員など企業を取り巻くアクターからどれだけ情報を引き出せたかによって、コンサルタントとして最終的な成果物である提案力に差が生まれます。つまり、傾聴力こそがコンサルタントの評価を一定程度決めてしまうと言っても過言ではありません。

中小企業診断士登録養成課程には大学院か非大学院、どちらに行くべきか

中小企業診断士登録養成課程はもはや北は札幌、南は福岡にあり、特に東京には多くのいわゆる「養成」があります。 札幌や福岡には養成課...

中小企業診断士登録養成課程で身につく「傾聴力」

登録養成課程に通ってよかったってのは、プレゼンスキルやネットワークだけではなく、「傾聴力のスキルアップ」という点で役に立ちました...

そのコンサルタントにとって身につけなければならない能力、傾聴力を向上させるためのカリキュラムが登録養成課程にはあるのです。

授業でも実習でも

傾聴力を身につけるという観点から、第2次試験と登録養成課程、それぞれのスキル向上の特徴を比較してみましょう。

秋といえば中小企業診断士第2次試験の季節、その後は養成課程の入試です

夏も真夏、8月上旬の蒸し暑さがピークを迎え、もう少しでお盆の時期になるころのこと、毎年中小企業診断士の第1次試験が行われます。こ...

第2次試験というのは、用紙に書かれた事例から企業の注目すべき現状(強み、弱みなど)、問題点、課題、解決策に至るまでを記述する形式です。目の前に社長がいない中、頼るべきは事例文。いかにして文章に書かれた意味を理解し、そして行間に隠された事実や仮定を浮き出し、現状の把握から優れた解決策までの提案を行うかが合否を分ける肝となるのです。

これを踏まえると、第2次試験も仮説思考が高い人材が合格しやすいということもあり、この試験は試験でとても高いスキルが求められていると考えています。養成が優れたカリキュラムであると常々書いてきましたが、第2次試験もコンサルタントに必要な素養を備えているかを見極める上で良質な制度だと私は考えています。

中小企業診断士1次試験後、2次試験に向かい養成課程の説明会に行く。

毎年、8月の第1週に中小企業診断士の1次試験が行われます。本当に暑い中お疲れ様です。私も暑い中、専門学校だったか大学だったかに向...

中小企業診断士登録養成課程で上達するプレゼンスキル

中小企業診断士の養成課程って2次試験とは違うところが、多くの同期と学ぶってところです。2次試験は寡黙に1人で過去問や問題集に取り...

しかし、第2次試験と登録養成課程においては求められている能力に若干の違いがあるのも、これまた事実。第2次試験が文章自体や段落ごとにロジカルな把握、行間の見えない文章を読み解く能力が求められているとすれば、登録養成課程で生み出す能力は、社長との「ビジネス会話のキャッチボール」であると言えます。

第2次試験は目の前に社長はいない、ということは既に記載しましたが、逆に登録養成課程は目の前にいる社長に対して「聞くべきことを聞けているか」、「流れに沿って聞けているか(自然な流れで会話できているか)」、「会話を行うことで自身に対する信頼感を構築できているか」、これらを平然と行える能力開発を行うカリキュラムになっています。そういうわけで第2次試験、登録養成課程は向かっているベクトルが少々違います。

MBAの校舎内をイメージさせるおしゃれなホテルのような内観の画像

中小企業診断士登録養成過程と他のビジネススクールどっちがいいの

中小企業診断士登録養成課程について、数々の記事を書いてきましたが、今までよりももっと根底に遡って、中小企業診断士登録養成過程と、...

登録養成課程においては、社長を目の前にしたヒアリングを想定した講義が数多くなされます。その日担当する先生が社長役を演じたり、グループワークという観点からある学生が社長役を担い、一方の学生がコンサルタント役となるといったケースがよくあります。社長役である先生はコンサル役となる学生が聞いたことしか答えてくれません、敢えて。学生同士で社長、コンサル役を演じる場合も社長の役割を持つ学生は、聞かれたこと以外言わないように先生から促されます、もちろん敢えて。それを踏まえると、この講義は中小企業診断士の専門家として公的機関に派遣された場合などを想定した極めて実務に近いものであると言えます。

実務ではコンサルタントには必要不可欠なスキル

上記に記載した通り、この講義は実務に役立つ、しかも公的機関の専門家として活動する1人のコンサルタントの能力が磨かれます。仮に中小企業診断士として独立した場合に、そのような状況に身を置く機会はきわめて多いものです。そこで登録養成課程で、中小企業診断士になる前に模擬でもいいから体験できるというのは将来のために極めて貴重な授業と言えます。

実務でも社長は、聞かれたこと以外を教えてくれません。社長は初めて会う人間にどのような情報を提供すればいいのかわからないのです。これは社長とコンサルタントという関係だからではなく、イメージしていただければわかると思いますが、どのような関係性においても初対面の人達同士で円滑に必要とする情報が交換できる状況はほぼ皆無だと思います。それだけに、支援機関の専門家として限られた時間(おそらく専門家への指導は長くて1時間くらいでしょう)の中で、現状の把握から課題解決策の提案に至るまでを行うには、中小企業診断士は社長の声に耳を傾ける、そして傾けるために話しやすい環境づくり、課題解決に近づくためのヒアリングスキルが求められるのです。

中小企業診断士登録養成課程を修了したので言えることは言う

昨今、リカレント教育(義務教育や高等教育を受け社会人となった後も、社会に通用するスキル習得のため大学院をはじめとする教育機関で学...

登録養成課程は、限りなく実務に近い教育機関と言えます。教壇に立つのはコンサルタントとして活動しており、高い評価を得ている方であるということは言うまでもありません。そのプロと極めて実務に近い状況の中で養われる能力は高いものになるものと思われます。

1月以降に受験する場合は、この記事をご覧ください。

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