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秋といえば中小企業診断士第2次試験の季節、その後は養成課程の入試です

そろそろ2次試験の学習も大詰め、養成の秋入試も開始

夏も真夏、8月上旬の蒸し暑さがピークを迎え、もう少しでお盆の時期になるころのこと、毎年中小企業診断士の第1次試験が行われます。ここでめでたく合格となるか、不合格となった科目のために再度来年の試験のために学習を一からやり直すか、撤退するかが決まるのです。7科目全てに合格した場合は多くの方が10月の第4週目の土日に行われる第2次試験に向けて、また学習を開始します。中小企業診断士になるには本当に骨が折れますね。

第2次試験が行われるその時期の前後に、中小企業診断士になるための別の道(皮肉を込めて「裏口」と揶揄されることもありますが、不適格な表現だと思います)である登録養成課程の入学試験も開始される時期です。

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選抜方法は様々

登録養成課程は北は札幌、南は福岡まで全国に広がっています。つい最近までは東京、名古屋、兵庫にしかなかった養成課程ですが、近年札幌商工会議所や福岡市中小企業診断士協会による開設の影響で東名神以外の方にも第2次試験以外で中小企業診断士になれる道ができました。

当然、登録養成課程に入学するためには入学試験で合格することが必要になります。中小企業庁の方で、「こういう方を入れてね」という指針があり、それを読む限り以下の能力が求められているものと思われます。

  • 現場感覚のある者
  • 戦略性を持った者
  • 助言を行える者(もうこれは当然)
  • 自身の専門領域を認識している者
  • 好奇心旺盛な者
  • プロフェッショナリズムを持つ者

「現場感覚」っていうのが、いかにも登録養成課程が求める能力っぽいですよね。第2次試験が机上で能力を発揮する必要があるとすれば、登録養成課程は入学から卒業まで半年、長くて2年間の在籍期間中、企業の社長にお会いし、話を伺い提案まで行う。それが一定以上の水準に達しないと卒業できない(中小企業診断士になれない)わけなので、現場を知っている、もしくは現場を知ることができる能力のある人間が求められるのは必然ですね。

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戦略性に関しても、中小企業診断士というのはコンサルタントみたいなもんですから戦略性を頭の中に描き、外に表現する能力は必要です。

ここまで書いておいてアレですが、上記能力はあくまで中小企業庁が求めているものです。あくまでも根底というか、これは中小企業診断士登録養成課程の最低限の能力なわけです。中小企業庁としては、多様な能力をもった診断士を求めているということもあり、各登録養成課程には自由な入試を行えるように制度設計をしています。

私は滑り止め含め複数の登録養成課程を受験しました。受験した印象でいうと、中小企業庁が求める質問事項(家族からの理解はあるか、入学するだけの資金はあるか、健康か、夜間の場合都合つけて通えるか。場合によっては平日仕事を休んでの出席が可能か)などを聞かれた以外は本当に千差万別の入試でした。以下が入試の一例です。

東洋大学1日に2回の面接。グループディスカッションあり。
11月と1月に試験が行われる。
法政大学入学後プロジェクトという自身の専門領域の研究を行うため、入学後のプロジェクトの研究計画書を入試の前に提出する。グループディスカッションなし。
10月、11月、1月、2月に試験実施。
城西国際大学事前にテーマに従い、経営学の観点から短い論文を記入し入試の前に提出。グループディスカッションあり。
11月、12月、2月に試験実施。
千葉商科大学受講審査資料として「中小企業診断士に求められる役割は何か、自分はどのような形でその資格を活用したいか」を記載し提出。グループディスカッションあり。
11月、1月、2月、3月に試験実施。
日本マンパワープレ課程として第1次試験の内容を覚えているかを筆記試験という形で実施。筆記試験の翌週に面接、グループディスカッションを行う。試験日は2月のみ。

上記のとおり、試験日および試験内容は本当に多種多様です。グループディスカッションは、入学後異様なまでに行う機会が多いので法政大学以外は行っています。しかし、それ以外は共通点としてはほぼなく、論文のテーマは各校もちろん異なり、入試実施時期も早くは法政大学が第2次試験が行われる前の10月に実施し、東洋大学は1月で締め切りとなりますが、3月に養成課程は開校となるにも関わらず、3月まで入試を実施する学校も。

事前にどの養成課程に入学したいかを調査、検討しておく必要があると言えます。

そして面接試験で聞かれることは以下です。

  • なぜうちを選んだのか
  • この養成課程で何を実現したいのか

まず上記2点は確実に聞かれますね。「うちをなぜ選んだのか」に関しては、入試の前に行われる事前説明会で必ず学校の特色(差別化されている点)というのが言及されるので、それを踏まえた上で自分はそのどういう点に共感したのか、などを説明すればいいと思います。

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「どこの学校が入りやすいか」というのは正直ないと思います。学校がまだまだ少ない状況にあると言え、東京の場合は地域的に分散しているため、通いやすい学校に通うことが想定されるため、特定校に流れないはずです。強いて言えば、時期的には秋入試の方が、「多分第2次試験に受かるだろう」という自信から受験者数が少ないので競争率が低いと言えます。3月の開校に近づけば近づくと「あぁ高い金払っても診断士になりたい!!」と駆け込みで受験する人が多いので競争率が高いです。

いつ受けるにしても各養成課程はどのような入試を行なっているか確認する必要はあるので、十分にググる、もしくは説明会へ参加しましょう。

1月以降に受験する場合は、この記事をご覧ください。

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