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中小企業診断士登録養成過程と他のビジネススクールどっちがいいの

中小企業診断士登録養成課程について、数々の記事を書いてきましたが、今までよりももっと根底に遡って、中小企業診断士登録養成過程と、中小企業診断士資格が取れないビジネススクールどちらがいいんだろうということをトピックにしました。というか比べること自体が間違っているのかもしれませんので、前回の「登録養成課程と2次試験どっちがいいの?」と同様にそれぞれの良さについて、説明してまいります。

ビジネススクールは結構多い

結構多いというのは主観的ですが、早慶、そしてMARCHにはビジネススクールというのが設置されています。

大学名 備考
早稲田大学 1年制、昼間・夜間2年制など多彩なカリキュラム。
慶応義塾大学 昼間2年の通学を要する。キャンパスは横浜市の日吉。
明治大学 グローバルビジネス研究科という名称で設置されている。
青山学院大学 日本初の夜間ビジネススクールとして開設された。キャンパスが渋谷なので通いやすい。
立教大学 ビジネスデザイン研究科という名称で設置されている。キャンパスが池袋なので通いやすい。
中央大学 大学本部の八王子ではなく、後楽園に設置されている。
法政大学 キャンパスは市ヶ谷。中小企業診断士登録養成課程も併設。
名古屋商科大学 中小企業診断士登録養成課程も併設。東京、名古屋、大阪にキャンパスあり。
一橋大学 国立大学でビジネススクールがある。
首都大学東京 キャンパスは大手町。
グロービス 東京、仙台、名古屋、大阪、福岡にあるビジネススクール。
金沢工業大学 キャンパスは虎ノ門。

上記は一部の東京にあるビジネススクールです。他にも筑波大学(文京区)や横浜には横浜国立大学のビジネススクールがあります。主観ですが、結構多い。各大学ごとに特徴的なカリキュラムをはじめとする学生にとっての魅力はそれぞれ異なるとは思います。今回はそこまで深く言及はしません。

共通すること

上記ビジネススクールに概ね共通することをあげていきます。

1.学費が高い(一橋、首都大学東京など国公立大を除く)。

まず、中小企業診断士登録養成課程もですが、ビジネススクールの学費ってものすごく高い。250万円から、高いのは300万円を超える大学院も。ビジネススクールに行くと言うのは、とても覚悟がいることを教えてくれます。授業料を払ったら、あとは片道切符で後戻りできない。

2.夜間の大学が多い(早稲田、法政の一部カリキュラム、慶応を除く)

ビジネススクールってのは、確かハーバード大学で生まれたものだったはず。そして、大学では2年間昼間に通学することを要する。そう言う意味では、慶応のビジネススクールは「本流」なんですね。しかし、日本では働きながら通いたいっていうニーズが高いのか、夜間のビジネススクールがほとんどですね。国内の会社としても通学することに対して理解を得られるのは業務時間外なのではないでしょうか。

上記2点を踏まえると、なんら中小企業診断士登録養成課程と変わりないですね。養成課程との違いはむしろ違いは、診断士資格を取れるか取れないかというそもそもの話に戻りそうです。

養成課程を卒業した身としては

なんだかこれだとどっちがどう魅力的なんだろうという気がしますよね。失礼しました。

養成課程を卒業した身としての本当に個人的な感想としては、中小企業支援をしたいのなら養成課程へ、っていうところです。

養成課程のカリキュラムとしては、もちろん「中小企業を助ける」という立場から物事を考える講義が多いですし、そもそも日本の企業の99%は中小企業ですからね。そして、企業の公的な支援機関って数はわからないですが、中小企業支援を対象にした機関が多いわけです。そこの職員の採用要綱を読んでみると、絶対ではないものの、「中小企業診断士があると望ましい」、と記載している機関があります。現状働いている企業が中小企業支援を行なっている場合や公的な機関への転職を考えているのであれば、養成課程に通うことで中小企業に携わることを学び、資格取得することはとても有益であるように思います。

さらには、転職について補足かつあくまで個人的な感触として読んでいただきたいのですが、転職する際の必要なスキルとして、MBA(経営学修士)取得を要件としているよりも中小企業診断士資格ありの方が件数としては多い、そんな気がします。(本当にあくまで個人的な感想です。私の探し方の結果、そういう結果になっただけかもしれないですし)

仮に大企業へのコンサル、もしくは起業を考えているのであれば早慶をはじめとするビジネススクールの方がいいかもしれませんし、それはやっぱりご自身の将来の方向性と各大学院の講義の方向性、それを踏まえて進学された方がいいですね。

周りの学生だって、志向が異なるはずです。養成課程へ通う方は中小企業を元気にしようぜ!!みたいな意気込みで入学しますが、ビジネススクールに通う方は日本の経済元気にしようぜ!グローバルな企業を元気にしようぜ!みたいな意気込みで入学する(のかもしれません)。自分にあった経営学に関する視点、それを一つの尺度とすべきと思います。

あと、話は逸れますが説明会に行って、各大学のいろんな教授から直接話を聞けるってのは結構楽しいです。その理由は、経営学の専門家なので様々な研究をしてきた方が、「もし入学してきたらこういう講義を展開します」と導入部分についてどこの大学院でも触れてくれます。その話は経営学の様々な知見に触れて話をしてくれるので、聞いている身としてはそれだけで勉強になるのです。

いずれにしても、繰り返しにはなりますが、自分には診断士資格が必要か、MBAのみで良いかは十分に判断された方が良いかと思います。

1月以降に受験する場合は、この記事をご覧ください。

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