中小企業診断士の2次試験と養成課程どっちがいい?

中小企業診断士資格を取得するためには、まずは第1次試験に合格する必要があります。そしてその後が肝心なのですが、大体の人が受ける第2次試験を受験するか、少数の者として中小企業診断士登録養成課程への進学、のどちらかを選ぶ必要があります。

2次試験受験により資格取得を考えている人にとっては、全く関係のない話ですが、養成課程への進学をほんの少しだけでも考えたことがある人は「2次試験か、登録養成課程に進学か」のどっちにしようか悩んだことがあると思います。

私は、結局登録養成課程に進学することを選びましたので、今回は「養成推し」という観点から書いていこうと思います。養成課程への進学を少しでも考えたことのある人にとっては背中を押すような、そして2次試験しか考えてなかった人には、選択肢が広がるような記事になれば良いなと思います。

なぜ養成課程の進学を選んだの?

第1次試験合格後に、「よっしゃー!!」という心の中で叫ぶほどの嬉しさとともに「次は第2次試験かぁ」とぼんやりと考えた後に「また試験かよー」と負担に感じたのも事実。AmazonでTACが作ってる2次試験の問題集と過去問集、あとどこかの出版社で出してる2次試験の解き方的な参考書を即座に購入しました。解き方的な参考書は、電車の中や昼休み中に3日読み続けました。過去問は家の中で5分開いて、事例を読む。感想は「ふぅーん」でした。「ふぅーん」の真意としては「これは一体…、なんだろう」と。ひょっとしたら、2次試験っていうのは1次試験とは全く毛並みが違う部類なのかもしれない、そう思いました。

そんな中、1次試験を受験する前から知ってはいた「登録養成課程」の相談会なるものに参加しました。某大学院の説明がとてもおもしろかったので、結局2次試験ではなく、登録養成課程に進学することを念頭に活動していくことになりました。

登録養成課程の相談会がどうおもしろかったかというと、

・あーでもないこーでもないというグループディスカッション、緊張した空気の中でのプレゼンテーションに重きをおく=集団の中で個人の能力を磨いて診断士になるという感想を抱いた。

・卒業するために、論文を書き、他の診断士にはないような自分にしかない専門性を身につける。

上記は2次試験にはないような養成課程独自の魅力なわけです。

結局、説明会を踏まえて、2次試験に合格するよりも養成課程に進学するイメージが湧いたので養成課程を選びました。

登録養成課程に通った経験から

格して、養成課程へ進学することのなったわけですが、実際、グループディスカッション、プレゼンテーションの数はめちゃくちゃ多かったです。

グループディスカッションも意見の対立、そもそも意見出ない、意見対立したらどこをどうやって相手に譲歩していくか、発表するための意見をどのようにまとめていくかなどなど決して2次試験では味わうことのできない経験ばかりです。

プレゼンテーションに関しても、他のグループが聞いている中で何をどのように言えばわかりやすいか、説得力のあるプレゼンかを考えながら発表する、しかもそれが卒業するための成績となるので緊張します。プレゼンも慣れてくると緊張しなくなり、発言内容もロジカルになっていくんですけどね。

何れにしてもやはり2次試験と養成課程で行うことは違うので、結果的に2次試験で求められていることと養成課程で求められていることは違うのだと感じました。それぞれ良さがあるんだと思います。

登録養成課程に行くまでに経営学を高等教育機関で学んでいなかった経験から

私は大学では経営学を学ばずに畑違いの国際政治学を学んでいたので、経営学に関して高等教育機関はもちろん、中小企業診断士試験のテキストを開くまで学んだことはありませんでした。事前に取得してた簿記2級の勉強ってのは経営学に入るのかな…。

そのような中小企業診断士第1次試験に合格しただけの経営学の初心者である自分が2次試験という筆記1日、面接1日で終わる試験で中小企業診断士資格を取得していいのかなぁと正直に思いました。どこの養成課程でも共通しているのが、金融機関など中小企業支援を行う職種ではなく、様々な職種が人が集まり、多様性が存在するということです。私のように、基礎から経営学を学び1年もしくは2年という期間の中で、大学院の修士号レベルまでに経営学に関する知識を得ることができるというのは、大学院の養成課程ならではだと思います。

2次試験に合格することのメリット

もちろん2次試験のメリットもあるでしょう。養成課程では通学費用が1百数十万から2百数十万必要となります。その点、TACなどダブルスクールに通学した場合でも2次試験だけなら10数万円ですからね。なんだろう、この莫大なコスト差。そして、1次試験に合格後、ストレートで2次試験に合格した場合、あとは他のMBAや各種勉強会、独学で好きな経営学の分野を学べばいい。端的に言うと、「中小企業診断士になるために」という拘束から早めに解放されるってことですね。

まとめ

結局、好きな方選べば、って感じです。ただ、養成課程に通った身としては、体力的にきつい時期もあるけれど経営学を様々なバックグラウンドを持った同期と根底から学ぶというのは、(立派な)中小企業診断士になるためにはとても重要な期間だったと思います。自分が立派かはさておき。

1月以降に受験する場合は、この記事をご覧ください。

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