働きながら土日通う大学院(MBA)は大変?

社会人でビジネスを学ぶのであれば通っておきたいMBA。そして、出世や転職などキャリアアップに取得したいMBA。グローバルな視点で見ればアメリカや欧米では社会人をやめて大学院に飛び込むのが一般的ですが、日本では夜間や土日の大学院が多いですね。実際、一橋や早稲田、慶應など一部の大学院を除けば社会人向けに開講されているのが現状です。そこで、今回はMBAを取得したことを踏まえて、社会人やりながら通えるの?という疑問について書いていこうと思います。

自身の体験を基にして言うと

2019年春に卒業した経営大学院。2年の間に平日夜かつ土日に講義が行われる大学院に通っていました。平日昼は仕事を終えての通学でしたし、中小企業診断士登録養成カリキュラム特有の「実習」は主に平日行われるので、時には仕事を休む必要もありました。

職場の同僚からは「大変だろう」、「よく通えるな」などと言われていましたが、結局修了できましたので、結論としては、働きながら土日の大学院に通うことは可能です。

しかし、当然ですが、ただ行けばいいというわけではなく、土日休みの普通のサラリーマンとはいろいろ違う意識や行動が必要となるのも事実です。そこで、自身が経験したことを踏まえて、通う際の意識すべきこと等をつらつらと以下に記載していきます。

平日が突然やってくる感覚

まず1年生の春。金曜日に仕事を終えて迎えた土曜日。大抵の業種は休みということもあり、自宅の最寄駅、大学周辺の街はゆるい空気に包まれています。平日に激混みの電車は、打って変わって空いていますし、レジャーに向かうであろう家族がスーツケースを引く姿も見受けられます。

そのような、ゆったりとした空気の中で、大学院から渡された事前課題のプリントを片手に電車に乗り込み、ひたすら文章を読み込む。大学に着けば、同級生と挨拶を交わして、授業開始となるわけです。

授業が始まると、まずは講師の方から与えられた課題であるケーススタディの簡単な概略説明があります。その上で講義開始前に読みこんだケーススタディを基にグループディスカッションを行います。数名に分けられたチーム内でメンバーにはファシリテーター、書記、発表を行うプレゼンテーターなどの各種役割が与えられます。グループディスカッションでは、企業の問題点や課題を抽出後、解決策の提示までを考え、プレゼンではまるで企業(社長)に説明するかのような本番さながらの緊張感です。

グループディスカッション終了後、プレゼンテーションを行い、社長を装った講師や他チームのメンバーからの質疑応答に答え、講師からの各チームへの評価、総論を経て課題は終了となります。時間がある際は、さらに課題が与えられ、さらにグループでグループディスカッションを行うという流れ。

その日が終わると、あっという間に月曜日はやってくるのです。「あれ、土日なのに体を休めていない」ということに気づき、平日は突然やってくる。

最初はその体のリズムの変化に慣れるのに苦労しましたし、通学し始めたら誰しもが苦労するはずです。「ん?なんで土日もある種働くかのような活動をしてまた仕事に行くんだろう。」と。それは自分で選んだ道なので仕方ないですが、平日に通勤のため乗り込んだ電車の中で今後も通い続けられるか不安になったことを覚えています。

慣れ始めたのは

そんな不安も毎週通っていればいつしか無くなります。私がなくなったのは大体夏くらいです。通って3ヶ月目くらいには、余裕が出てきます。授業自体も毎回論点が違うため刺激があるんですよね。同級生は年齢も職種も違うので経験や考え、判断の尺度が全く異なる。ケーススタディも課題が全く異なる中、各学生がたどり着く解決法もそれぞれ違うのです。そういった玉石混交の意見を交えて「あー今日も学べたなぁ」という感触を得ることができ、それは仕事とは全然違う達成感です。

慣れ始めて以降、秋、冬、2年生の春以降はすでに慣れた体を、あと「卒業まで何ヶ月!」と逆算しながら通うような日々でした。

ってことで1年目の夏までには通学には慣れます。その後、疲弊はしますが、卒業まで逆算することでモチベーションを維持していた、って感じです。

結局のところ

確かにモチベーションが落ちてくる時期はあります。特に卒業間近の時期とか、マジで。でも、ある種自分を流れに身を任せてみるとか、無理やりモチベーションを高める必要もないような気がします。私は、それをやることで自分の心身をコントロールしていましたし、それが安全・安心に卒業するための方法ですね。なので、これからMBAに通う人は、自分の健康を第一に考えて登校してください。

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